少人数の痴呆性高齢者と介護スタッフが家族のように暮らすグループホームは、痴呆性高齢者介護の切り札として、いま、もっとも建築が望まれています。
ひとりの時間を持てる個室、家族のような団らんを楽しめるリビングを設け、日常生活の自立を助けることにより、認知症の進行を遅らせることができます。地域社会に溶け込め、家族や友人らが気軽に訪問できる立地であることも重要なポイント。家族と離れて暮らす認知症高齢者にとってグループホームは、「施設」ではなく第二の「わが家」になるのです。
一人でも安心して入浴できる安全設計の設備を採用。入居者の介護レベルの変化に合わせた設備の変更もできるとベストです。
対面カウンターやオープンキッチンで、配膳や調理などの共同作業をラクに。勝手口を備えるなど、作業効率への考慮も必要です。
屋外とのつながりでくつろぎ感をアップ。ソファコーナーや畳リビング、少人数用のテーブルが置けるダイニングなどで家庭らしさを演出することも大切です。
洗面台を設置しプライバシーを確保。タンスなど使い慣れた私物が持ち込め、「自分の部屋」と感じられる空間であることが望まれます。
家らしい、広すぎない玄関が望ましく、スタッフルームからの見通しを良くして、入居者の出入りを把握できるような配慮も必要です。







