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アパート経営 基礎知識

収入と支出について

安定した収入を目指すためには事前の計画を!

アパート経営は比較的リスクが少なく、収入も安定した事業といえます。 経営計画を立てる際には収入の基礎となる家賃設定や、その他の収入の見込みを立てておかなくてはなりません。 ちなみに、このグラフ以外に敷金がありますがあくまでも「預かり金」ですので収入には含まれません。 では、収入には一体何があるのか事例をもとに、集合住宅経営の収入の内訳と設定のポイントを見ていきましょう。
収入合計(初年度)774万7千円
家賃 言うまでもなく収入の大部分を占めます。そのため家賃設定や入居状況は重要になってきます。 充分に周辺相場、マーケット状況を見極めて適切な家賃設定を行いましょう。
礼金(権利金) 入居の賃貸計や契約時に受け取るもので、返済義務のない金銭のことです。 地域によっては受け取れないこともあるので地域の慣習に従ったほうがよいでしょう。
駐車料 集合住宅に駐車場を設けておくことは、付加価値を高めるという意味でも望ましいことと言えるでしょう。 駐車料金も、地域の相場や慣行を参考に設定します。
共益費 集合住宅全体の管理にかかる費用をあらかじめ家賃とともに徴収するものです。 共用部分の水道光熱費や清掃費などにあて、総支出は経費とし計上します。

初期費用・修繕費用に備えることが大切!

収入があると当然のことながら、経営には支出が伴います。アパート経営の場合には支出項目自体は 多くありません。初期投資としての集合住宅建設費のローン返済が支出の大部分を占めることになります。 長期にわたって集合住宅の質を維持するためのメンテナンスやリフォームなどに備えておくことも大切です。 このほか運営を委託する場合には、手数料も見込んでおく必要があります。
支出合計(3年度)422万4千円
税金関連 集合住宅中に毎年支払う土地・建物の固定資産税や都市計画税などのほか、経営に伴う税金として、 所得税や事業税があります。これらは収入の額によって課せられます。
修繕費 建物のメンテナンスにかかる経費です。建物の価値を高めるようなリフォームと認められると、 その費用は「資本的支出」と呼ばれ、経費に一括計上することができません。
ローン返済金 集合住宅経営の支出を左右するのがローン返済金。ローンの組み方によって違ってきますから、 収支計画の重要なポイントです。返済額のうち、金利部分は経費とし計上します。
管理費 共用部分の水道光熱費や清掃費用などの経費、管理人をおいた場合の報酬など、 集合住宅の管理には必要な経費になります。
利回りとは?
利回りとは、投資に対する利益の回収割合のことです。この利回りが高ければ、回収割合が多く、 低ければ回収割合が低いことを言います。
建築費等の投資額(A) 年間の家賃収入(B)(家賃×戸数×12ヶ月) 空室数 空室率 表面利回りA/B×100(C)
8,000万 8万×10戸×12ヶ月=960万 0 0 12%
8,000万 10万×10戸×12ヶ月=1,200万 0 0 12%
8,000万 10万×7戸×12ヶ月=840万 3 30% 10.5%
1億 12万×8戸×12ヶ月=1,152万 2 20% 11.5%
投資額や家賃、空室率など条件で利回りは変わります
空室率の求め方 0戸のアパートで、2戸が3ヶ月空室になると空室率は (2戸×3ヶ月)÷(10戸×12ヶ月)×100=5%
1.家賃を上げると、空室率が上がる! 家賃を高くすれば、計算上、年間の家賃収入は増えます。 しかし、実際は入居者が集まりにくく、また、退去者が出やすくなり、 空室率の上がる心配があります。
2.常に満室は考えにくい 入居者の入れ替わりガあるだけでも、2ヶ月程度の空室となり、空室率ゼロは、現実的とはいえません。この空室率をなるべく低く抑えることが、利回りを上げる一番のコツです。
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